こんにちは!💐mochikoです

今回は、出産後1週間で行った黄疸検査について詳しくお話したいと思います。
私の赤ちゃんはビリルビン値が高いことで退院1週間後に病院へ行くことになりました。

初めての育児は慣れないことやどうしていいか分からず焦るときが多くあります。
不安に感じることもたくさんありますよね。

私も育児の中で、赤ちゃんの体調や成長に心配することが、生後1か月も経過していないのに何度も経験しました。

血液検査の結果や全身の湿疹、肛門付近のデキモノ等、、、異常があるときもその1つです。
今回の記事で、子育て中の方や妊娠中の方に1つでも多く不安の種をなくすお手伝いができるといいなと思います。

新生児の黄疸とは?

ビリルビンは、体内の様々な過程から生じる黄色色素で、健康状態を反映する重要な指標として使われています。
それは赤血球の分解過程にあります。赤血球には酸素を運ぶヘモグロビンが含まれています。
約120日の寿命を迎えて体内で分解され、ヘモグロビンからビリルビンが生成されます。

新しく作られたビリルビンは「非抱合型ビリルビン」と呼ばれ、水に溶けにくい性質を持っています。体内から排出することが難しいため、肝臓で「抱合型ビリルビン」に変換されます。ビリルビンは水溶性で、胆汁に含まれて腸に分泌され、最終的に便として体外に排出されます。

新生児の場合は違います。
新生児黄疸と呼ばれる現象は、ビリルビンレベルの上昇が原因です。
新生児は成人に比べて赤血球の寿命が短く、また肝臓また未発達なため、ビリルビンを効率よく処理する能力が低いのです。
そのため、一時的にビリルビンが体内に滞留し、皮膚や目が黄色くなることがあります。多くの場合、軽度の黄疸は心配する必要はなく自然に改善していきますが、必要に応じて治療が行われることもあります。

ビリルビンには抗酸化作用があり、体を酸化ストレスから守る役割もあると考えられています。多くの赤ちゃんは正しい知識によって問題なく成長していくそうなので、ビリルビンに関する正しい知識と正しいなケアが大切です。

なぜ1週間後に検査するのですか?

出産直後は、ママも赤ちゃんも病院でケアや検査を受けていますが、退院後は自宅での生活が始まります。生後1週間は、赤ちゃんの体に様々な変化が起こる重要な時期です。

黄疸のピークは通常生後3〜5日目ですが、個人差があります。
1週間後の検査で黄疸の状態がどうなっているか治療が必要かどうか判断します。

検査の内容は?

1週間後の黄疸検査では、主に以下のようなことが行われます:

  1. 視診:医師や助産師が赤ちゃんの皮膚や目の様子を観察します。
  2. 採血:必要に応じて血液、かかとから少量のを採取し、ビリルビン値を測定します。
  3. 経皮ビリルビン測定:皮膚に小さな機器を当てて、非攻撃的にビリルビン値を推定する方法もあります。

★実際に産後の入院中は採血を2回行い、退院後1週間には経皮ビリルビン測定を行いました。

検査結果と対応

ビリルビン値が高い場合は、以下のような対応が考えられます:

  • 光線療法:特殊な光を赤ちゃんにあてて、ビリルビンを分解する治療法です。
  • 授乳指導: 母乳やミルクの飲み方を工夫して、ビリルビンの排出を促します。
  • 経過観察:軽度の場合は、自宅で様子を見ながら、定期的に検査を行います。

私のこどもは現在3㎏ですが、ミルクで1日250ml以上飲んでくださいと指導を受けています。母乳よりミルクを飲むよう指導されました。ビリルビンは体内で酸化ストレスから赤ちゃんを守る働きもあるそうですが、値が高すぎると健康に悪影響を与えることもあるので、注意が必要です。

家庭でできるケア

検査までの間、家庭でもできるケアがあります:

  1. こまめな授乳:赤ちゃんの水分補給を心がけ、ビリルビンの排出を促します
    (母乳よりミルクがいいそうです。医師いわく母乳だとビリルビンの値が下がるのが緩やか(遅く)になるそうです)
  2. 日光浴: わずかの穏やかな日差しで、ビリルビンの分解を助けます(直射日光は避けましょう)。
  3. 観察: 皮膚の黄色み、おしっこの色、うんちの回数などをしっかり見守りましょう。

赤ちゃんの体調やおしっこの色、うんちの回数を観察することも大切です。おしっこが濃い黄色だったり、うんちの回数が極端に少ない場合は、ビリルビンの値が下がっていない可能性があるので、病院に相談することをおすすめします。

終わり

育児は一人では抱えきれない不安や疑問がたくさんありますが、周りのサポートを受けながら進めていくことで、少しずつ自信がついてくるものと聞きます。

黄疸に限らず、赤ちゃんの体調や成長に不安を感じたら、遠慮せずに病院や助産師さんに相談することが大切です。

私も相談しながら育児を進めています。
黄疸検査は赤ちゃんの健康を守る大切なステップです。
赤ちゃんの健やかな成長を願っています!

皆さんの育児生活に幸多きことを。また次回のブログでお会いしましょう!

投稿者 💐mochiko

結婚2年目のアラサー主婦 居住地: 東京都豊島区 家族構成: 夫婦2人(2024年秋に第一子誕生予定) 職業: 保育園栄養士 ~産休・育休中~ 資格: 管理栄養士・栄養士・第一種衛生管理者

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