こんにちは!💐mochikoです
こんにちは!今回は、産後1週間の食事と体重変化について、栄養士の視点から詳しくお話ししていきます✨👩🏻⚕️
私自身の経験(身長158cm、妊活前44㎏、妊娠発覚時48kg、出産直前64kg、現在55kg)を交えながら、この大切な時期の栄養管理と体重変化についてご紹介します。
1. 妊娠中の体重増加と産後の変化
妊娠中の体重増加
妊娠前の体重が48kgで出産直前が64kgということは、妊娠中に16kgの体重増加がありました🕒🗝
日本産科婦人科学会の推奨では、妊娠前のBMIが標準(18.5-25未満)の場合、7-12kgの体重増加が望ましいとされています。16kgの増加はやや多めですが、個人差があることを覚えておきましょう👶👦👨👩👴👵
臨月に入ってから体重が急激に増加しました。身体全体に腫れぼったさがでて、水分補給のわりに、お手洗い👧🏻に行く回数が減りました。
産後の体重変化
出産後1週間で64kgから55kgへと9kgの減少がありました。これは一般的な範囲内で、以下の要因が考えられます:
- 赤ちゃん、胎盤、羊水の重量(約5-6kg)
- 出産時の出血や汗(約1-2kg)
- 産後の体内水分量の調整(約2-3kg)
実際、産後直後は3kgしか減りませんでした(¯∇¯٥)
2. 産後の体重変化のメカニズム
産後の体重減少は、主に以下の過程で起こります:
- 即時の減少: 出産直後に赤ちゃん、胎盤、羊水の重量が減ります。
- 水分調整: 妊娠中に増加した体内の水分量が調整されます。
- 母乳育児: 授乳は1日約500kcalのエネルギーを消費するため、体重減少に寄与します。
- 子宮の収縮: 産後、子宮が徐々に収縮することで、体重と腹囲が減少します。
ただし、急激な体重減少を目指すのは避けましょう。特に母乳育児中は、赤ちゃんの成長のためにも十分な栄養摂取が重要です。
3. 産後一週間の理想的な食事プラン
産後の食事で重要なのは、バランスの良い栄養摂取と十分な水分補給です。
前回、夫の作り置きメニューを紹介しましたが、
パートナーの時間が足りない妊婦さんのために簡単なメニューも紹介したいと思います!:
朝食(起床後1時間以内)
- 市販の栄養調整食品(粉末タイプ)1杯
- 手軽に必要な栄養素を摂取できます
- バナナ1本
- カリウムとエネルギー補給に
午前のおやつ
- ヨーグルト1個と冷凍ブルーベリー少々
- カルシウムと抗酸化物質の補給
昼食
- コンビニの幕の内弁当
- バランスの取れた食事を手軽に
- サラダチキン1パック
- タンパク質の追加摂取
午後のおやつ
- チーズ1かけとクラッカー数枚
- タンパク質とカルシウムの補給
夕食
- 冷凍うどん1玉と冷凍野菜ミックス1袋
- 電子レンジで簡単調理
- レトルトのさばの味噌煮1パック
- DHA・EPAの摂取に
就寝前の軽食(必要に応じて)
- 市販の栄養調整食品(ゼリータイプ)1個
- 寝る前の栄養補給に
一日を通して
- 水やお茶を積極的に飲む𖠚ᐝ
- 母乳育児中は特に水分補給が重要✨
4. 重要な栄養素と摂取のポイント
- タンパク質:
- 重要性:組織の修復、母乳生成に不可欠
- 摂取目標:体重1kgあたり1.2-1.5g(現在の体重55kgなら66-82.5g/日)
- 食材例:鶏肉、魚、卵、豆腐、レンズ豆
- 鉄分:
- 重要性:出産での失血の補充、貧血予防
- 摂取目標:15-18mg/日
- 食材例:レバー、赤身肉、ほうれん草、レンズ豆
- ポイント:ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率アップ
- カルシウム:
- 重要性:骨密度維持、母乳生成
- 摂取目標:1000mg/日
- 食材例:低脂肪乳製品、小魚、豆腐、緑葉野菜
- 葉酸:
- 重要性:赤血球生成、細胞の新陳代謝
- 摂取目標:240-260μg/日
- 食材例:緑葉野菜、レバー、オレンジ
- オメガ3脂肪酸:
- 重要性:赤ちゃんの脳発達、産後うつの予防
- 摂取目標:1-2g/日
- 食材例:サーモン、サバ、亜麻仁油、チアシード
- 食物繊維:
- 重要性:便秘予防、腸内環境改善
- 摂取目標:18-20g/日
- 食材例:全粒穀物、野菜、果物、豆類
- 水分:
- 重要性:母乳生成、代謝促進、便秘予防
- 摂取目標:2.5-3リットル/日(母乳育児中はさらに増量)
- 飲料例:水、ハーブティー、スープ
5. 産後の体重管理と運動
産後の体重管理は、急激なダイエットを避け、ゆっくりと健康的に体重を戻していくことが大切です!
- 適切な目標設定:
- 妊娠前の体重に戻るまで、6-12ヶ月かかるのが一般的
- 1週間あたり0.5kg程度の減少が安全
- 運動の再開:
- 産後6-8週間の検診で医師の許可を得てから開始
- 初めは軽いウォーキングや骨盤底筋トレーニングから
- 睡眠と休息:
- 可能な限り赤ちゃんの睡眠に合わせて休息を取る
- 疲労は過食につながる可能性があるため、十分な休息が重要
6. よくある悩みとその対処法
- 便秘:
- 対策:食物繊維の摂取増加、水分補給、軽い運動
会陰切開をしたため、お手洗いのたびに痛みます。徐々に痛みは少なくなっていきますが、退院後一週間だとまだ痛いです。
- 対策:食物繊維の摂取増加、水分補給、軽い運動
- 母乳不足感:
- 対策:十分な水分摂取、バランスの良い食事、ストレス軽減
- 産後の抜け毛:
- 対策:タンパク質と鉄分の十分な摂取、ビタミンB群を含む食品の摂取
- 疲労感:
- 対策:栄養バランスの良い食事、適度な休息、家族のサポート
7. まとめ
産後の体は大きな変化があります。
この時期は、赤ちゃんのケアと同じくらい自分自身のケアも重要です。
バランスの取れた食事、適度な運動、十分な休息を心がけ、新しい生活にゆっくりと慣れていきましょう。
体重が妊娠前の48kgに戻るまでには時間がかかりますが、焦らず健康的なアプローチで取り組むことが大切だと思っています。
現在の55kgから、1週間に0.5kg程度のペースで減少させていくのが理想的です。
最後に、体調の変化や不安なことがあれば、必ず医師や助産師、栄養士に相談してくださいね!
一人で抱え込まず、専門家のアドバイスを受けることで、より健康的で楽しい産後生活を送ることができるとおもいます!
皆さんの産後生活が健やかで幸せなものになりますように🌱✨