今回の地震をうけて、赤ちゃんの災害備蓄品を心配した方も多いのではないでしょうか。

特に新生児がいる家庭では、日頃からの備えが重要です。 赤ちゃんは自分で必要なものを用意することができないため、私たち大人が準備をしておく必要があります。赤ちゃんに必要な災害備蓄品とはなんだろうと不安になった方や、気になった方のために記事を書きました。

☆新生児や赤ちゃんに特化した災害備蓄品リストと、その重要性について説明します。

かなり荷物が多くなるので、ご自身で厳選してください。

◎赤ちゃんに必要な災害時備蓄品リスト

1.食料と水

母乳育児の場合:母親の水分補給用水 → 1日3リットル以上(3日分で最低9リットル)

        高カロリーな非常食: 授乳中の母親のエネルギー補給用
ミルク育児の場合:粉ミルク→通常の3日分以上(キューブタイプやステックタイプ)

         滅菌水ミルク用(1日あたり1リットルを目安に3日分以上)

         哺乳瓶 → 使い捨てタイプ(3日分以上)
離乳食を始めている場合:ベビーフード常温保存可能なもの(3日分以上)
            プラスチック製の使い捨てスプーンやフォーク

2.衛生用品

おむつ:1日8〜12枚を目安に、最低3日分(36枚程度)
おしりふき:1パック以上
消毒ジェル:手や乳瓶の消毒用
ゴミ袋:使用済みおむつの処理用(臭い対策にもなる)

母乳パッド:必要な枚数

授乳ケープ:ロングスカートで代用可 

タオル:必要な枚数
ウェットティッシュ:全身の拭き取り用

ワセリン:保湿

ガーゼ、綿棒:衛生

3.衣類

着替え:季節に応じた服を3日分以上(多めに)
毛布やおくるみ: 保温用(軽くて厚いものを各1枚)
帽子: 季節を問わず用意(保温・日よけ兼用)

ポータブル扇風機や保温グッズ(季節に応じて)

4.医療用品

常備薬
乳児用の日焼け止め: 避難時の外出に備えて

5.避難時の必需品

抱っこひも:両手が使えるタイプ
折りたたみ式のベビーカー:避難所での移動用

6.書類

母子手帳、健康保険証、医療証などのコピー

防災カード(子どもの名前、アレルギー情報、連絡先、子どもの写真)

7.心の準備

災害への備えは、物理的な準備だけでなく、心の準備も重要です。

8.コミュニケーションの重要性

災害時には、地域や他の避難者とのコミュニケーションが非常に大切です。特に赤ちゃんがいる家庭では、周囲との情報共有がスムーズに行われるよう、普段から隣人や地域コミュニティとの連携を心がけておくとよいでしょう。避難所に行く前に、赤ちゃん連れの避難者向けの支援サービスや特別なサポート体制があるかどうかを事前に確認しておくことも重要です。

9.災害時の連絡手段

万が一、通信インフラがダウンした場合でも、家族や大切な人との連絡手段を考えておく必要があります。SNSや電話が使えない状況に備え、連絡方法を事前に家族と話し合っておくと安心です。また、各自治体や国の防災アプリをインストールしておくことで、災害情報をリアルタイムで入手できるようにしておきましょう。

さらに、赤ちゃん連れで避難所生活をする場合、現地での連絡手段が限られることも考慮し、簡単な筆記用具やメモ帳を持参しておくと便利です。避難所での情報共有や、必要な支援を他の避難者やスタッフに伝える際に役立ちます。また、家族間で連絡が取れない場合に備えて、集合場所や連絡方法を事前に決めておくと、災害時に混乱を避けることができます。

☆まとめ

災害備蓄品は定期的にチェックし、賞味期限や使用期限を確認しましょう!

私の家では、防災の日の9月1日と4月にチェックを行っています。大人用の災害備蓄品を準備する際におやつを入れていて期限が切れるため、半年に一度チェックしています。

赤ちゃんの成長に合わせて、必要なものが変わっていくので、赤ちゃんの災害備蓄品は半年よりももっと細めにチェックした方がいいかもしれません。

避難場所の確認も忘れずに行いましょう!

家族みんなで確認することが重要です。

また、災害時に備える際は、特に赤ちゃんがいる家庭では、避難所に行くことが困難な場合も考慮し、自宅での避難生活を想定した準備も必要です。例えば、自宅が安全な場合には、数日間の自給自足ができるだけの水や食料を備蓄しておくことが大切です。また、電力が使用できない場合でも赤ちゃんを暖かく保つための方法や、十分な衛生環境を確保するための代替手段を考えておくと良いでしょう。

もうひとつ大事なこと

さらに、災害時に備えて重要なのは、普段から家族と避難方法や避難場所を共有しておくことです。避難訓練や災害時の連絡手段を話し合うことも大切です。また、赤ちゃんがいる家庭では、授乳やおむつ替えの際に安心して使用できるスペースを避難所で確保するために、自治体や避難所の担当者に事前に相談しておくと安心です。

また、赤ちゃんがストレスを感じないように、お気に入りのおもちゃや絵本なども一緒に備えておくと良いでしょう。災害時には環境の変化や不安から赤ちゃんも敏感になることが多いため、心を落ち着かせるためのアイテムが役立ちます。

さらに、災害時に役立つスマホアプリや連絡先をまとめたリストも準備しておくと、いざというときにスムーズに対応できます。アプリには災害情報や避難所の位置情報、または応急手当の方法を教えてくれるものもあるので、事前にインストールしておくことをおすすめします

記事を参考に、万が一の事態に備えていただければ幸いです。

もし、足りないものがあればコメントで教えてください🔰

投稿者 💐mochiko

結婚2年目のアラサー主婦 居住地: 東京都豊島区 家族構成: 夫婦2人(2024年秋に第一子誕生予定) 職業: 保育園栄養士 ~産休・育休中~ 資格: 管理栄養士・栄養士・第一種衛生管理者

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